タイトル通りの2部構成で、感動必至の序盤とゴミみたいな本編で出来ている。
序盤、野原一家の日常がこれでもかと描かれる。テンプレの日常がダイジェストで描かれる中しんのすけの顔が昔ながらの丸顔作画に。なんだかんだで幸せな日常の中、暗い影と共に現れる上司、転勤辞令。この絶望感、子供には伝わらないだろうなぁ(伝われ)
じーちゃんたちこそいなかったものの、メインのサブキャラからアパート編のキャラやめっちゃ懐かしい神田鳥忍まで勢揃いで野原一家をお見送り。見送られるしんのすけはいつの間にか今の作画に。
この序盤だけで今までのシリーズが積み重ねてきたものを一気に見せられノスタルジーがヤバい。
ここまでだったら4.4くらいの評価。初期からクレしんを見てきた人は是非ここまでは見てほしい。そして、これ以降は帰還描写もないしクソつまらんから視聴終了した方が良い思い出になるよ。
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で、映画本編ですが、音に反応し破壊しても再生しちゃう人食いサボテンが閉鎖的な街で暴れまわるB級モンスターパニック映画。ほぼゾンビ。
ゲスト出演の芸能人キャラたちが誰向けのネタなのか謎。一緒に見てた子供どころか自分も拾いきれなかったし、作り手が内輪ネタで騒いでるだけにしか見えず、寒い。
演技力で声優とそれ以外が区別できちゃうから重要なキャラはきちんと演技のできる声優・俳優だけを起用して欲しいと思った。
前述の通り、キラーサボテンは結構怖くて子供はキツイだろうし、かといって大人から見たらB級映画(アニメ)なのでなんとも言いがたく、やはり誰向けなのか謎。
サブキャラたちはキャラが強すぎてウザい。名前も長いしマカオとジョマくらいのわかりやすさが欲しかった。
ヒロシが死にそうになると「人生ー！」って叫んで踏ん張るのはめちゃ良かった。
そもそも内容がないのでオチも特になし。ただいま春日部な描写もなく酷い。
サボテンパートの評価は2.8。序盤の4.4と合わせて⭐︎3.6くらいにしておきました。
