NAOYA

トランスフォーマー/最後の騎士王のNAOYAのレビュー・感想・評価

3.8
人類とトランスフォーマーが反目し合い、オプティマス・プライムが姿を消してしまう中、地球の存亡を左右する危機が到来。事態を収束すべく、発明家ケイド・イェーガーとバンブルビーは謎多き貴族の老人の元を訪れる…


ようやく新作観てきました。
個人的にシリーズで1番微妙に感じてしまいました…。


主人公のケイド・イェーガーは
前作でオートボットと地球を救ったのに結局追われる身に。
前作あれだけ頑張ったのに…。

娘とその彼氏は今作には出ません。一応、娘から電話が来たり、メールを送ったりはしますが。

その代わりに出てくるのが新しいヒロインのヴィヴィアンと女の子のイザベラです。
さらに、謎の貴族の老人役でアンソニー・ホプキンスも出てきます。

そして、シモンズとレノックスが復活!これは嬉しい!
けど、せっかく2人を出すならもっと活躍してほしかったです。
2人とも特に見せ場がなかった気がします。
特にシモンズのキャラは以前のままで良かったので、最後まで出てほしかった。

メガトロンもようやく復活!
見せ場は…でしたが、見た目はカッコ良くなってました。


今作では、選ばれし者、杖、洗脳されるオプティマスと面白くなりそうな要素は沢山ありましたが、いまいち盛り上がれませんでした…。

序盤のケイドやイザベラとオートボット達がTRFやディセプティコンを相手に戦っていた時が1番面白かったです。

中盤からヒロインも出てきて杖探しが始まりますが、ここが正直退屈に感じました…。
トランスフォーマー達もほとんど出てきません…。

また、個人的にケイドとヴィヴィアンの恋愛模様よりもケイドとイザベラの擬似親子の絆を深めてほしかったです。
ヴィヴィアンとイザベラは出すならどららかにして、恋愛か家族愛どららかに重点を置いて描くべきだったと思います。


アクションシーンは勿論大迫力ではありましたが、前作の方が好きでした。

映像の迫力はあるのですが、トランスフォーマーやケイド自身のアクションが前作よりも少なかった気がします。

見せ場であるオプティマスvsバンブルビーの戦いも予告でほとんど見せてしまっているため、イマイチ盛り上がれず…。

終盤のオプティマスvsメガトロンもあっさり終わったしまいました…。


不満点が多くなってしまいましたが、序盤は本当に面白かったです!
ケイドとイザベラの関係も良かったですし、マーク・ウォールバーグも体張ってアクションしているし、オートボットやダイナボットもしっかり出ていましたからね!
ただダイナボットの扱いが、‘‘前作で出したから今作も少しは出さなきゃいけないか”感を感じずにはいられませんでした…。

結局ダイナボット達はどうなったんですかね。


シリーズ通して観て、個人的にはゴールデンラズベリー賞を獲得した2作目が一番好きでした。
自分のセンスを疑いたくなります(笑)
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