たまご

ビューティー・インサイドのたまごのネタバレレビュー・内容・結末

ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

言いたいことはわかるけど、主張が前に出すぎている気がした。ストーリーはあってないような話。

ルッキズムが過激化する一方で、ありのままでいいの考えも浸透してきている現代ならではの作品だった。人を認識するためにはどうしても姿形は必要なわけで、その概念をぶち壊してく発想は面白いなと思った。

ただ差別と区別は違うのよね、たぶん。難しいけど。。

多様性は年齢出身肌の色モロモロで差別せず、色んな人がいることを受け入れようって話であって、その人がその人であると区別はしてると、思うのですよ。


でも本作はウジンを見た目で区別不能なため、中身を見ている。てか、中身しか見ていない。でも、色んな見た目の人でも受け入れるよ、と多様性の話をしている。から、なんかそれってどういう主張だ?となった。

こうやって枠組みでしか考えられない私の頭よ、現代版にアップデートされてくれ。
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