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18歳のある朝目覚めたら、全く違う容姿になっていたウジン。その日以来11年間毎日、老若男女・国籍もまちまちの人物にランダムに変貌してしまう人生を送っていた。
インターネットの家具デザイナーとして人生きていくことで人との接触を断ち、運命だと仕方なく受け入れて毎日を送っていた頃、イスという女性に恋をしてしまう。どうしても彼女を諦められないウジンは、実年齢に近い男性に変わるのを待って、意を決して彼女に近づく。そしてイスも、ウジンとの時間に心地よさを感じ惹かれていく。
シチュエーションは荒唐無稽だけど、人間は外見か中身か？という古からの究極の選択と、愛はどこから生まれるのか？と問われる内容で面白かった。
初対面がパク・ソジュンのようなイケメンじゃなかったら、イスは受け入れていただろうか？
人は外見ではなく中身が大切！だと模範解答をする気はないが、造作の美醜ではなく、その人の味というものは表に出るものと思っている考えは、広義でのルッキズムになるのか？悩ましい永遠の課題。
