ねむ

グレイテスト・ショーマンのねむのレビュー・感想・評価

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)
4.5
映画館逃してたからレンタル初日に走った🏃
純粋に歌の持つ、気持ちが声に乗るってことの力を感じて何度も鳥肌が立った。
歌も踊りも、言葉にならない思いから生まれたものだなってとても感じた。

バーナム…!途中まではこいつ、色々クズや~ってちょっと引いた。
(色んな映画のダメンズにちょいちょい引く)
彼は ただ ただ目的がハッキリしていてそれに向かって真っ直ぐなんだろう。
あとこの時代の人にしては偏見が固まりすぎてないのかもしれない。
(助けてくれた人も…🍎

生い立ちが彼に図太く計算高く生きる方法を身に付けさせようとしたけど、一人の女性、ひいては家族を幸せにすることが原点であり、たった1つの約束なことは変わらない。

サーカス団のみんな、放蕩バーナムに優しすぎる!って途中歯がゆかった。
けど、よくよく考えると自分の嫉妬なのかも。

本人ですら自覚ある位 行動とかクズ!て思ってるのに~~!
愛されやがって~~この~~みたいな。

転じて、世間ではなく本当の自分の周りの人から愛される人間は強いなと思った。
お金があるとかないとか、臆病とか考えなしとか、見た目や行動じゃなくて、どんなにどん底落ちても最低でも、困っているのを見たら手を差しのべてしまうような愛される人って、多分その人も相手のことを型通りの目で見て接したりしてこなかったんだろう。
あれほど周りから理解を得られるのってもう才能の域だ。
というか、人たらしなんかな。
いや、サーカス団の皆が優しいんだろな。

愛は、優秀で生まれも育ちも性格も良くないと獲得出来ないものではないんだって改めて思う。

みんな完全体のヒーローなんかじゃなくて、コンプレックスや足りない、欠けていると本人が思っていたり思わされている自分で生きてる。

オペラ歌手のパーティーから仲間を締め出したように見えたシーンも、どうなんだろ??
自分も見向きもされず頼りもない時期を過ごしたバーナムが、社交界の好奇な目から彼らを守ろうとしたようにも見えた。

バーナムの思わせ振りで、オペラ歌手の恋は一方通行。あれが彼女の人生には正解だったんだろう。満たされないものは自分で満たすしかないんだ…人に満たしてもらおうとしても埋まらない。

同じ恋も失恋も存在しないんだから、サーカス団のみんなだけじゃなく、誰一人同じ人はいないから、何かに当てはめることは無意味。
これは恋に限らず全てにおいて。
失ったように見えるものは、得たものかもしれない。


追記
評論家、いいやつだなって思ったのはバーナムに関係なく、自分の価値観や考え方を更新していけるところです。
昨日は良くもないと思って見ていたものの良さを見つけてしまったら良いものは良いよねって認められるとこです。

追記2
これ、逆にミュージカルでやってくれないかなぁ。
目の前でこの世界をもっと観られないかなぁ。
映画館で観れば良かった…悔泣