リラリオ

プティ・カンカンのリラリオのレビュー・感想・評価

プティ・カンカン(2014年製作の映画)
3.3
北フランスの海岸沿いの村に住む悪ガキ、プティ・カンカンとその仲間たちが村で起こる連続猟奇殺人事件の謎に迫る!フランス版ツイン・ピークスと呼ばれる作品。

フランス北部の海岸沿いの村。
トーチカの中で発見された牛の死体。牛の体内からはバラバラに切断された女性の死体が見つかる。
頭部が草っ原で発見される→バラバラ死体の身元はルブルー夫人→カオスな葬儀→今度は海岸に牛の死体→牛の腹からまた人間の死体→ビリという男が行方不明→ビリはルブルー夫人の愛人。

海岸の牛から発見された死体はやはりビリ…ルブルー夫人の1部も見つかる→トーチカと海岸で発見された牛は狂牛病→お門違いの捜査→犯人は人間の姿をした悪魔や…→迷走する憲兵隊。

村の悪ガキプティ・カンカン→「牛はどうやってトーチカの中に?女はどうやって牛の体に?」→牛が見つかったトーチカにつづく地下通路を見つける。

3つ目の死体が肥溜めから発見される→撲殺されたルブルー→「どうなってんだ…」→カンカンとガールフレンドのエヴは秘密の地下通路を憲兵隊に教える→そして新事実…ルブルーはカンカン父の弟。
人妻とその愛人が殺されバラバラに。バラバラ死体は牛に食われ、食った牛は狂牛病。妻を寝盗られた夫にも愛人がおり、その夫も殺され肥溜めから発見される。謎多き連続猟奇殺人事件…捜査は難航する。

宗教を侮辱されキレたビリの息子モハメッドは乱射事件を起こし自殺する→ルブルーと遺産相続で揉め仲が悪くなったカンカン父→モハメッドを侮辱したエヴ姉、豚に貪り食われる→岬でルブルー愛人の全裸死体が見つかる→妻、情夫、愛人…ルブルーの周囲の全員が殺される。ここは地獄…悪魔の正体は…。

連続猟奇殺人事件…迷宮入り(笑)
事件の確信に迫ることなく、全て謎のままで終わるって…どういうことよ。
そしてプティ・カンカンは秘密の地下通路見つけただけで、大して活躍してねぇし(笑)
悪ガキ少年探偵団が活躍する話なのかと思っていたが…おマヌケな憲兵隊が迷走しまくる話でした。
まあ「スラック・ベイ」よりは面白かった…ただ長ぇよ。
リラリオ

リラリオ