リラリオ

犬人間のリラリオのレビュー・感想・評価

犬人間(2022年製作の映画)
3.3
完璧なはずの恋人が…恋人の秘密を知った女子大生の恐怖を緊張感たっぷりに描いたノルウェー製ホラー。

女子大生シグリッドは、マッチングアプリで、超絶イケメンのクリスチャンと出会い、すぐに意気投合する。
しかし、クリスチャンにはとんでもねぇ秘密があった…
彼はなんと犬の着ぐるみを着て犬のように振る舞う男性フランクと一緒に暮らしていたのだった。

フランクはクリスチャンの幼なじみ、自分は犬だと信じ込んでいるとのこと→クリスチャンもフランクを飼い犬として扱う→もちろんシグリッドはドン引き→このまま付き合いを続けていいのか不安になる→ルームメイトのオーロラに相談→「ちと問題が…彼、犬のマネした男と一緒に住んどる…」→「はぁ!?ナニソレ?何かのフェチ?」→「わからん…」→「…デートは良かったの?」→「…うん」→「とりあえず写真を…」→オーロラにクリスチャンの写真を見せる→「クリスチャン・イヴェルセン!!億万長者だべ!!お前…それぐらい許したれ!」
なんとクリスチャンは超がつくほどのお金持ちだった…

優しくてイケメンで億万長者、ただちと変わった友達がいるだけ…こんなことで会わなくなるのはもったねぇ、心を広く持てとオーロラ→「だよな…もったいねぇよな」→シグリッドは、クリスチャンの変わった癖を理解しようとパピープレイの動画を観る→「…」→クリスチャンから電話がかかってくる→「驚かしてすまない…家に招く前にちゃんと説明すべきだった…明日埋め合わせさせてほしい!」

二回目のデート→クリスチャン宅でディナー→「また僕に会おうと思ってくれるなんて…」→シグリッドはフランクがなぜ犬のフリをしているのか尋ねる→「失礼かもだけど…彼と取り引きでもしてるの?なんで彼は犬みたいに暮らしてるの?」→「犬みたいじゃなく、彼は犬だ。おかしいけど彼が望んで、僕が飼い主になるしかなかった…昔は変でも今は普通のこと沢山あるだろ?」→「まあ…そうね…ゲイの人も昔はひどい扱い受けてたしね…」→これは自分にとって普通のことで徐々に慣れてほしいと言われる→「わかった…今からフランクに会わせてもらえる?」→「もちろん!でも彼は人間じゃない…犬だと思って接してくれ!」
こうしてシグリッドは犬人間フランクを受け入れ、仲良くなる。

交際は順調→オーロラ「順調で何より。でも安売りしちゃダメよ!彼みたいな人は何でも手に入ると思ってるから。慎重にね!」→「りょ!です」→しかし、恋は盲目…クリスチャンにメロメロのシグリッドは安売りしまくる→「もう…オーロラに安売りしないって約束したのにぃ…」→「仕方ない…僕、魅力的だから。それにその作戦は僕には効かない!」

ラブラブな二人は、フランクを連れ、田舎にある別荘で週末を過ごすことに→
「安売りしないはずじゃ…早すぎじゃね?」→お前、約束とちゃうやんとビックリのオーロラ→「安売りが何か悪いことに?」開き直るシグリッド→「…犬も一緒?」→「もちろん」→「…一緒って変じゃね?」→「犬だから変じゃないっしょ!」→こりゃ何言っても無駄だわと呆れ顔のオーロラ→「まあ…あまり勧めないけど、幸せならいいわ…じゃ、気つけて!」
この時、友人の忠告を聞き入れていれば…後々大後悔することとなるシグリッドであった…

別荘に到着。
「ここは1600年代に建てられた教会の資材を使っている」
「へぇ~神秘的な場所なのね」
「神様が見てるから行動には気をつけて…」
シグリッドは荷解きをし、クリスチャンは料理をする→食事中、スマホをいじるシグリッド→「大事な用?」→「そうでもない」→年がら年中スマホをいじるシグリットに週末位はスマホなしで過ごそうと提案するクリスチャン→「…おk」→渋々承諾→スマホ没収される。
食後、リビングでくつろぐ二人→フランクと遊ぶシグリッド、その様子を見つめるクリスチャン→「君たち、仲良くなったな」→「親友になったの!」→二人はワインを飲み、イチャイチャ→ワインが空になり、クリスチャンはキッチンにワインを取りに行く→その時…フランクがシグリッドに近づいてくる→「ここから逃げないと!!アイツはイカれてる!!」

甘い甘い夢は一瞬で悪夢に…。
シグリッドは別荘に監禁され…ここから恐怖の脱出劇が始まる。

金・ルックス>人間を飼い犬にするやべぇ思考、選択をミスった結果、悲惨な末路を迎える女子大生の話…
ナニコレ、ふざけてんのか設定でしたが…まあまあおもろかった笑 
最後のオチもまさに「Good boy」
クリスチャンは、マジで超絶イケメンでした。
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