盛り上がるようなお話ではないけど、人間関係という部分で共感できたので見て良かった。
主人公のキャリーは天才だけど、コミュ力ゼロで人間関係を遠ざけている。
でも、そんな彼女がリストを作って他の人と接するようになってからキャリー自身に変化が見られるように。
そんな変わっていくキャリーを見て人間関係って煩わしく感じるけど、大切なんだと感じた。
登場人物全員が良い人でなかったけど、そんな人たちと接する中でも気づきがあるから、「無駄なことではないんだろうな」と感じた。
あと共感しやすかったのはキャリーのキャラクターも理由の一つかな。
すぐ批判したり、余計な一言を言ったり、人とのコミュニケーションが苦手なところが伝わってきやすかった。
そんな人柄があったから話自体も共感しやすかった。
「めっちゃ盛り上がる!」そんな映画ではないけど、人間関係を煩わしく感じてしまう自分にとっては、共感できてタメになる映画だった。