KAI

ソング・オブ・ザ・シー 海のうたのKAIのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

素敵の言葉が一番合う。
絵が可愛すぎる&美しい!
透き通るような声で歌われる「song of the sea」
なんて心が綺麗になるんだろうか。

本作はスコットランドの民話が元になっているんですね〜。あざらしから人間の姿に変身する神話上の種族で、陸にあがるときは「あざらしの皮」を脱いで人間になるとか…皮ってなんか少しグロいですね。だからコートになったんだろう、
フクロウ魔女や、妖精などを取り入れて、とても上手に脚色されていますね!
     ↓
民話よりで考えると、本来はお母さんやお父さん主体で話が作られそうですが、その子供に視点が向いている。しかし、作中何回もお母さんが歌っていたあの歌が登場する。だから、すごく近くにいる感じになったり、ずっと寄り添ってくれている気がする。すごく温かい気持ちになりました。

兄のベンは、妹のシアーシャのことが嫌い。紐でつないで、奴隷のような扱いをする。だけど、次第に分かり合える関係になり、見えない紐(絆)が繋がった?
マカは自分が正しいと思い込み、感情を奪う。自分の感情がなんなのか分からなくなっている?感じがした。→祖母も自分が正しいと思い込んでいるような発言をしていた。
シアーシャは、人間とセルキーのハーフ。であるからなのか、誰かと誰かの中間に立ち、和解をしているシーンが多かったと感じた。
父と兄(ベン)、妖精と人間(ベン)、マカと妖精たち(これはちょっとちがうかな?)

海のシーンがもう少しあってもいいかな〜?
綺麗で美しいだけにもっと見ていたいと感じた。ラストが海なのでそこに繋げるためにも前にあっていいのかなと思った。アザラシもほとんど出てこないので、なんかかわいそう。

しかし、心安らぐとても温かみのある映画でした。DVDを買って、暇な時に観たい!
まだ、ウルフウォーカーしか観てないのでほかの作品も観ていきたい!
KAI

KAI