中野シネマ

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒーの中野シネマのレビュー・感想・評価

3.8
「買うことは意思表示です。農夫たちにおいしいコーヒーを身体を使って手作業で作って欲しいなら、コーヒーが好きなら、お金を払う意識が必要です。おいしいコーヒーが欲しいなら、選ぶべきです。」

おいしいコーヒーができるまでを逆再生したような一杯の映画。

コーヒーに限らず、モノを買う、消費するということを考えさせる。昔は、商店街があって地元の商店があったのにね〜時代の流れね〜。いや、それは時代の流れではなく、人々がそこでモノを買わなくなったから。人々が地元の商店街より、スーパーを選択したから。

モノを買うということは、投票するのと同じ。“それ”を支持しますということ。
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