夜明け前がいちばん暗い
PMSとパニック障害を抱えながら生きるふたりと、そのふたりを優しく見守るまわりの人たち。栗田科学、いい会社すぎるでしょ〜泣。
このふたりの苦しみはわからないけど、心が強くないせいでまわりに心配や迷惑をかけてしまうぼくは、オープニングの語りからもうすでに涙腺をやられはじめて、渋川さんが山添くんのイキイキとプラネタリウムについて語るのを見て涙するシーンで、涙腺崩壊。好きな俳優さんが、素敵な役を演じているのがとても嬉しい。
病気を抱えるふたりが、恋人になるとかじゃなく、ちゃんと友達になったのが良かった。そういうの嬉しい。ラストの語りも良かったなあ。
終始、心地よい音楽が流れ、フィルムで映される映像が美しい。フィルムで映す青空や夜空の星に見える街灯が好き。観たあとに、豊かな気持ちになる傑作だと思います。
昔、三宅監督のPLAYBACKの上映を見逃して後悔したのを、この作品を観て思い出した。どうにか観ることできないかな〜。
