かの有名なフランケンシュタインの怪物が生まれた背景、といえばいいのかな。怪物を作り出したヴィクター・フランケンシュタインと、その共同研究者であり助手のイゴールのお話です。
正直観る前は2時間は長いんじゃないのと思ったんだけど、マカヴォイとラドクリフの演技と存在感により、無事最後まで飽きることなく鑑賞できました。アンドリュー・スコットも出てたし!
内容は面白い!という感じではないんだけれど、つまらないってわけでもなかった。しかし記憶に残るかと言われると……うーん。
見どころはマカヴォイの狂気を孕んだ瞳や、それが一瞬理性を取り戻して揺れる演技。瞳に感情を乗せる演技、狂気の中に垣間見える弱さ的なものを表現する力が相変わらず凄い。