わたP

スター・ウォーズ/最後のジェダイのわたPのレビュー・感想・評価

3.5
ぼくはもともとスターウォーズ熱はたいして高くなくて、フォースの覚醒を見てはじめて、あ!スターウォーズって面白い!と思ったわけです。
その気持はまあフォースの覚醒のときに書いたので割愛して、今回はまあ、正直言って話として面白いか。というとそうでもないし、なんだか今までのスターウォーズを踏まえてそれを継承していくこととか乗り越えていくこととかそういうメタ的なことばっかり言ってるだけに感じられてしまって、まあ、わかるよ。わかるけどもさ。なんやってんこの話。ってなる。
だって結果話として全然進んでなくないですか?あいつは死んだけど、別にファーストオーダーは残ってるしさ、反乱軍も残ってるしさ、この戦争前に進んでないじゃん。
これ逃げる為の話ですよね。いかに逃げるかってだけで、しかもその作戦も全然うまくいってないの。マジでベネチオ・デル・トロ何のために出てきたかわからない。

ベネチオ・デル・トロもローラ・ダーンもだけど各新キャラが全然魅力がない。今思ったけどネタバレになるかもしれないのでその辺気にする人は読まないでください。
っていうかもう一個思ったけどネタバレ気にする人ってさ、ツイッターとかで一瞬で読めちゃうやつはまあわかるけど、しっかり長文読んどいて怒る人ってなんなのかね。途中でやめろよ。まあいいや
でそのベネチオ・デル・トロとかローラ・ダーンとかの新キャラがなんというか、こういうのやりたいがために配置されたキャラというか、敵か味方かわからないやつとか、ダメ上司に見えて実は思慮深かったとか、そういうことをしたいがために出てきてるだけのように思えちゃって、凄く薄っぺらく感じた。アジア系の子も、そこまでのキャラになる魅力が全然ないし、クリーチャーもあの鳥のやつとかただ可愛いって言われたいだけだろ、グッズ売りたいだけだろ

あとギャグシーンだけど、ちょっともうそんなにまでしなくていいよ。ちょっとくすっと笑えるくらいでいいのにばんばん入れてくるもんだから萎えてきちゃうし、ライアン・ジョンソンの映画は2本ほどしか見てないんだけど、全然コメディが良さって人でもないから、最近の潮流としてコメディ路線でいくのがいいんじゃない?って言ってる偉い人が奥に見えちゃってる気がして、すごい興ざめだった。やっぱりスターウォーズの良さってその独自性だと思うから、流行りとかそういうのは感じさせないようにしてほしかったなあというのは強く残る。

でももちろんよかったとこもありますよ。
やっぱりレンだよね。レンの中二病が治らないままなのがいい。彼なりに成長するんですよ、でもまだまだ子供なんですよ。やっぱキレたらこういうやつのほうがなにするかわからないから怖いじゃないですか。
であの赤いやつとのチャンバラ良かったですよね。
というかバトルシーンはどこも総じていいですよね。結構泥臭いというか、うああぁあ!とかいっぱい言うじゃないですかみんな。そういう奥歯を噛みしめるような、力の入るバトルシーンって今までスターウォーズであんまりなかったので良かったです。ファズマは相変わらず弱かったけど。

で、一番思ったのは、デイジーちゃん、太ったのか筋肉ついたのか、顔変わってない?
わたP

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