ニュージーランド発ウェスタン!
じゃあ、なんとよんだらいい?
マカロニ・ウェスタンならぬ、
羊・ウエスタン(シープ・ウエスタン)でどうかな。
穏やかな西部劇。
スロースロー クイッククイック、ではなく、
スロースロースロースローな映画だった。
今年に入ってから、ちょっとマカロニをかじってるからって、調子ぶっこいてるアタシは、偉そうなナメた態度で観賞。モノローグでそんなに語るなよ、とか、馬降りたら手綱どっかに巻き付けろよ(馬、どっか行ってまうやろ)とか、上から目線で観てしまったことを懺悔します。こんな態度では、いずれアタシもバキューンとやられてしまうと思います。
どこでも擦るマッチとか、7匹の馬での登場とか、嬉しかったです。
あと、ベン・メンデルソーンで若干テンションがあがり、“ハウンド”(ロリー・マッキャン)に出会えて歓びが増しました。声だけで、ハウンドだってわかったよ!
クライマックスは良かったです。
真面目に反省すると、色んな西部劇が作られたらいいと思う。こうでなければならない、なんてことはない。マカロニだって相当自由。色んな人が、色んなやり方で作ったらいいのだ。マイケル・ファスベンダー制作ということだから、彼はこういう西部劇を作りたかったんだろう。それもまた、よきかな。だから、コレもあり!!!