ぶちょおファンク

国際市場で逢いましょうのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★4 中盤★3.5 終盤★3

激動の韓国を生き抜いたドクスの利他的な愛の人生を描いた良作!🥺🥺🥺
韓国版『フォレスト・ガンプ』や『三丁目の夕日』といった趣き。

とにかく現在と過去のパートが交差する演出が素晴らしく、
いつの間にか現在から過去へ、
過去から現在へと変わっていて、まっ別によくある演出ではありますが巧いなぁ〜!っと感心♪

まず驚いたのが朝鮮戦争のシーンの圧倒的迫力!!!
こう書くと戦闘シーンと思われるかもですがそうではなく、
戦地と化した村から大勢が逃げるシーンがスゴい!
第二次大戦なんかでこういうシーンを描く作品は何度も観ていますが、朝鮮戦争ってやっぱ日本人には馴染みもないのでいろんな意味で朝鮮…もとい新鮮だった!

とてもいい作品なんですが
惜しむらくは何度かある
“生命の危機”も現在パートを描いているので生き死については知ってる訳で、
その意味での緊張感はまったくなかったけど、
単純に「フィクションと分かっているけど大変な経験やなぁ〜…」っとは思うよね。。。

家族、人生、愛、友情、戦争…、
いろんな示唆に富んだ内容で
考えさせられることも多いけど決して内容は重いだけでもなく、
ほんわかと笑えるシーンもあり、
今回チェックしたBSではカット放送やったのでノーカットでも観てみたいですね!

2019年177本目