Narmy

ワタシが私を見つけるまでのNarmyのレビュー・感想・評価

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)
3.0
両親との生活→寮生活→恋人ジョシュとの同棲、1度も一人を経験していないアリスは4年付き合ったジョシュとの同棲を解消しシングル生活を始める。
新しい職場に夜遊びにと楽しむんだけど、あっという間にジョシュとの生活が恋しくなる。
でも時既に遅しでアリスは本当のシングルに、、

他に3人のシングルの女性と1人のシングルの男性が出てきて部分的に交差しながらそれぞれの生き方がえがかれるんだけど、全体としては内容は薄い。
途中ロマンチックな季節にしっとりとした音楽、こてこての展開にドキドキし目が離せないというシーンもあるにはあるけど、すべてにおいて展開が目まぐるしく変わり激しい音楽と突発的な恋愛、そのテンションに圧倒されつられて観てしまうという感じ。
そんな中でもアリスの姉メグのストーリーは突飛で破天荒だけど、赤ちゃんとの絡みはめちゃくちゃ面白いし、唯一キュンキュンするストーリー。

1人になるということは自由を得て自立をするということ。
誰かに頼り依存するというのもそれはそれで幸せなんだけど、それで何かが足りない気がするなら、1人になり自分を見つめ直す時間をつくることもありなのかも。
1度自分自身の力でなんでもこなし考え行動してみれば、自分の進むべき道がしっかりみえるようになる。
同じシングルでも4人はそれぞれの考え方で違った道を選択する。
シングルの間に深めた知識や自分磨きの結果がシングルの時間をまたより濃いものにするし、世界が広がり魅力が増すことで思ってもいない素敵な出会いに繋がるということにもなる。
人それぞれ数多くの道が存在するのだからどんな道を選んだとしても幸せかどうかは本人次第だということなのかな。
Narmy

Narmy