むぎたそ

美女と野獣のむぎたそのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
4.0
ダウントンのマシューことダン・スティーヴンス目当てで観ました。元のアニメちゃんと見たことないけど筋はだいたい知ってて、それで実際にめっちゃベタだったけど、ドキドキズキュゥンキラキラ〜ってなったので、めっちゃハッピーです。

ただディズニーのマーケティング詰めすぎ?と思った。18世紀フランスみたいな設定で黒人要所要所に入れる必要ないだろ。だったらアジア人入れろよ的な。LGBTの多様性もちょっと強調しすぎであざといというかステレオタイプすぎでは?あとはベルが野獣の心というより本(物量が凄かった)に惹かれたことによってベルは知的どころかやはり女はちょろいぜモノを与えとけばいいんだみたいになりませんか?脚本、女が描いたらどうなるんだろ。でもこれが現実なのかもしれないな、女が読み書きするとロクなことないぜ、に逆に読めてしまったり。ハリウッドのガラスの天井ってこういう感じ?まあ老若男女にわかりやすいストーリーにしつつ現代の諸問題を織り交ぜるにはこうするしかなかったのかな〜。みたいな。そして内面の美しさについて説きながらも結局は美男美女信奉にはなんら変わりはないというか。

ええまあ、ダン・スティーヴンスかっこいいからすべてよし!なのです!(やっぱり女はちょろいですね)
ダン・スティーヴンスじゃなかったらもっと評価下がってた気がする。野獣本体はだいたいCGらしいので、唯一生身の身体だという、青い瞳ばかりずっと見つめておりました。
あとはみんな歌うまくてそこはさすがでした。エマもダンもみんなも舞台で鍛えられているのかなあ、と。
ダンスシーンは、マシューとメアリーのクリスマスを思い出さずにはいられない。この映画のおかげでダウントンファン増えないかな〜。そんでいろいろしゃべりたいな!(なんかもう美女と野獣関係ないや)笑
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