ふう

美女と野獣のふうのレビュー・感想・評価

美女と野獣(2017年製作の映画)
2.9
映像美は素晴らしい!!
きらびやかで、3Dともすごくマッチしていて、役者陣も豪華で、音楽もわくわくして、ディズニーアニメリメイクでは本当に大成功なのではないでしょうか✨最高です❗



…と、ここからはディズニークラシックフリークによるたわ言になります😅
エマ・ワトソンちゃんはハーマイオニーの時から大好きですが、公開前に色々と喋りすぎでは?
・コルセットはしない発言
・自立した女性としてエンジニアを目指す女性になった発言
など

「あれ、この子もしかして原作嫌い…?」という気がして少しウヘェと😰 そういうのは、パンフレットで言ってくれるくらいでいいのですよ、予備知識で聞きたくないのです💦

あまり歴史は詳しくないのですが、ロココ時代なのでしょう?で、野獣になってから数年なのでしょう?
コルセットしない発言は現代なら全然ありですが、当時として考えるとどうなのでしょう🤔
『若草物語』のマーチ家のメグでさえ、憧れを持って着てしまったコルセットのドレス👗
少なくとも衣装ダンス婦人は薦めるでしょうし、あの城の常識的にも、そこは合わせて着なれないドレスをあの一晩は着こなして美しい姿を見せる、というのでいいのではないでしょうか?まあ、映画内では特に何も言われてませんし、エマの信念による努力なのでいいっちゃいいのですが。

と、アニメベルは読書好き冒険好きな女性、「ここではない何か」を求める女性。空想好きで少し頭のおかしいと思われている。私はそれだけで十分だと思います。
エンジニアを目指す=地に足をつけている、リアリストのイメージがついてしまいますし、元々お父様がそうだったのに、お父様を芸術家にしてまで改変する必要があったのでしょうか?
夢見た世界がお城で広がっていた。けどそこは自分の夢見た世界ではない、牢屋だった。
嘆き悲しみつつ、でも、魔法の世界に心惹かれ、その中心にある孤独な王子に心惹かれていく。その強さと少女性とのバランスがベルの美しさではなかったのではないでしょうか。

その他にもガストンの改変や、知的な野獣という設定、色々と不満はあります。"現代解釈"というものが私はやっぱり好きになれません。

原作小説では高慢な美女が野獣によって心を改めていく、真逆のお話になっています。
このベルと野獣なら、いっそその原作小説よりにした方が、合っていたのではないか、と思わされます。

映像も演技も衣装も美しかったのに、やっぱり改変が残念でした💦
長文、愚痴はき失礼いたしました💦
ふう

ふう