トランスマスター

ファンタスティック・フォーのトランスマスターのレビュー・感想・評価

1.0
♯62 ジェシカ・アルバ急募

コミックス初登場
1961年『ファンタスティック・フォー』1号

今回は宇宙線を浴びて突然変異をするのではなく、テレポート先の異次元空間からパワーを浴びて突然変異するミュータントとヴィランそして彼らを軍事利用しようとする米国政府のイベントの少ないアクション映画。
原作コミックの単行本は100冊以上のMARVELの長寿コンテンツです。

以下原作コミックのヒーロー名鑑より

・Mr.ファンタスティック
(リード・リチャーズ)
子供の頃から神童、同級生が中学生の頃にはすでに飛び級で大学生になっていました。
その大学で無二の親友ベン・グリムとヴィランのビクター・ボン・ドゥームと出会いました。宇宙線の影響により体の長さを自在に伸ばし、弾丸や爆発から仲間を守る能力を手に入れました。

・インヴィジブル・ウーマン
(スー・ストーム)
彼女の両親の死後、弟の面倒を見てきた優しい姉で、リチャードの妻
宇宙船の影響で感情が高ぶると透明になり、フォース・フィールドを作り出しメンバーを守ることができる美女。

・ヒューマン・トーチ
(ジョニー・ストーム)
姉の彼氏のリード・リチャードとの秘密の宇宙旅行で宇宙線を浴びた結果、火の玉を投げたり、自ら火柱となって飛行する能力を得た。

・ザ・シング
(ベン・グリム)
若い頃ギャングの娘と恋に落ちた経歴を持つ。その後アメフトの推薦入学で大学へ進学し、卒業後は空軍のパイロットになる。
リードのデザインした宇宙船を操縦して宇宙線を浴びて以降岩のような硬い皮膚と怪力を手に入れる。

◆良い点/注目ポイント
・幼少期のリチャードとベンの次元転移装置のエピソードは良かったです。
・主演のリチャードをマイルズ・テラーが演じているのは、前作よりも良い配役だと思います。

◆改善点
・スー・ストームのお色気シーンが無いのが致命的。やはりセクシーでおっちょこちょいなジェシカ・アルバの存在は偉大です。
・ポリコレの影響かジョニー・ストームが黒人なのでスーが養子の設定になってしまいややこしくなっています。またチャラさが無くて暗い。
・ドゥームがヴィランになる動機が不明です。置いてけぼりだから?
・ファンタスティック4のメンバーが、超能力を、得た時に冷静に自分の能力を知り尽くしているところが残念。ジョニーの耐火スーツは、良しとしてスーツを着たまま姿が消えるスーのスーツは【罪】です。

◆総括
・ChatGPT→
「超人的な力を手に入れた科学チームが、異次元の危険な力と戦うSFアクション映画」

トランスマスター→
CGは進化したのに、
ジョニーとスーまでも陰キャになってしまいコメディ要素が劣化したリメイク作品。
MARVEL では珍しい
『第36回ラジー賞』

-2023年62本目-