SAWシリーズ6作目
小さな綻びから徐々に追い詰められる3代目ジグソウとその裏に潜む真のゲームを描いたのが本作
話の構造としては3作目と似ているので新鮮味はありませんが、警察に追い詰められる緊張感や前作で形成されたキャラクターがしっかりと真のゲームを演出してくれているのはいいですね
前作のテープが効いてくるのも気持ちいい
まぁ一部都合良すぎる上に大して必要ない部分もありましたが、以前からそんな感じなので大目に見ましょう
そして今回のゲームについて
いままでより参加者の背景がしっかり描かれており、それがゲーム内容に直結してたのはわかりやすかった
個人的には他人をどうこうする系のゲームは本人の切迫感に欠ける点や理不尽さが気になってしまうのであまり好きではないのですが、今回は納得できました
でも流石に私怨が入ってる感が否めないのは残念
とくにテープで顔出しちゃったのはまずい
復讐っぽさが出てしまいます
あくまでジョンではなくジグソウとして試練を与えるべきでしょう
もう増築を繰り返しまくっていまにも崩れそう建物のようなシリーズですが大丈夫でしょうか…
最終作でどのようにまとめてくれるのか楽しみです(もはや同じパターンでいいような気もするけど…)
ciatrより転記
鑑賞日:2018/10/24