やわらか

エンドレス・ポエトリーのやわらかのレビュー・感想・評価

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)
4.1
ある詩人の生きた一生を一夜の蝶の夢に映し取った、と言うところでしょうかね。永遠に続く学園祭のようにも思える。めちゃめちゃ文芸系だけど、ちゃんとエンタメ映画としての楽しさも備えてる。西洋に東洋が混ぜ込まれたような鮮やかな色彩が素敵。特に最後の骸骨と鬼のカーニバル(?)のシーンかな。
 
ホドロフスキー監督の映画は今回はじめて。最初はだいぶ戸惑ったけど、段々映像に慣れてきて中に入り込めるようになって行った感じ。50年代から作品を発表し、すでに90歳近いのに、こんなにも活力溢れる映像が撮れるって凄い。さらには出演まで。
 
主人公を演じ音楽も担当した末息子さん。父親役のご長男。家族にも才能が受け継がれて行ってるのね。面白かったです。他のも観たい。
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