みりお

アサイラム 監禁病棟と顔のない患者たちのみりおのレビュー・感想・評価

3.6
「ホラーに負けない会」2回目の参加🌟
(またもや大遅刻…ごめんなさい😂)
今回の作品はホラーというより、サスペンス👀?
誰を信じていいの?とハラハラさせる作りは、めちゃくちゃ面白かったです(๑˃̵ᴗ˂̵)

どんでん返しに次ぐどんでん返しなので、初めて観るなら前情報一切なしで観たほうがよき👍
なので詳細は控えますが、本作はエドガー・アラン・ポーが1845年に発表した短編小説「タール博士とフェザー教授の療法」を原作としている作品です✨
そのタイトルの通り、精神病患者に対してどういった治療が適切なのかを突きつけられる内容でした。
苦痛を伴う治療をしてでも正常に戻してあげることが幸せなのか、それともありのままで生きられるよう平和な世界を提供してあげることが幸せなのか、その二択を突きつけられる感じ…
きっとどっちも正解なんだよなぁ💦
綺麗事を言えば後者が正解なんだろうけど、そうすると劇中の彼等のように、食糧や快適な住環境を自ら破壊していってしまう。
ある程度は規律を用いて、"すべきこと""してはいけないこと"を誰かが管理してあげるのも、きっと大事なこと。

そしてそのどちらをも出し抜く展開には、「世の中、完璧な治療なんて一個もない!」と思わせるスカッと要素あり🌟
あぁ〜これは人にオススメしたいレベルのサスペンスだな♡
「ホラーに負けない会」のおかげで良作に出会えました😆❣️
選定してくれたゆきさん、うっちー、ありがとうございます🥰💓


【ストーリー】

19世紀末のイギリス。
オックスフォードの医学生エドワード(ジム・スタージェス)は実習のため、革新的な治療でうわさのストーンハースト精神病院を訪れる。
患者に薬を使わず、自由に院内を動き回らせるというこれまでにない光景に驚くエドワードだったが、院内の様子がどこかおかしいことに気付く。


【キャスト・スタッフ】

*監督:ブラッド・アンダーソン

アメリカ出身🇺🇸
1996年『The Darien Gap』で監督デビューし、その後コンスタントにドラマや映画の監督・脚本を務めています🌟
主な監督作は『ワンダーランド駅で』『マシニスト』『ベイルート』など。


*ニューゲート医師:ジム・スタージェス

イングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
1994年『明日に向かって…』で映画デビュー🌟
これといった代表作はないものの、コンスタントに1年1本ずつくらいの作品に出演しています✨
主な出演作は『アクロス・ザ・ユニバース』『ブーリン家の姉妹』『ラスベガスをぶっつぶせ』『アップサイドダウン 重力の恋人』など。


*イライザ:ケイト・ベッキンセイル

イギリス出身🇬🇧
父方のルーツはミャンマーにあるそうで、子供の頃は東洋的な見た目に悩んだそう💦
それを克服するために子供の頃参加した劇団の経験をきっかけに女優を志したそうです✨
(女優になる意志はあったものの、視野を広げるためにオックスフォード大学で外国語文学を学んだんだとか…才女すぎる😍)
1991年にTV映画『風に向かって』でデビュー🌟
その後大学在学中にケネス・ブラナー監督・主演の『から騒ぎ』(1993)のオーディションに受かり本格映画デビューしました✨
主な出演作は『パール・ハーバー』『アンダーワールド』『アビエイター』『トータル・リコール』など。


*ラム医師:ベン・キングズレー

イングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
父はインド人の医師、母はイギリス人のファッションモデルで、父と同じ医師の道を目指していたものの、19歳のときに観た『リチャード三世』の舞台に感銘を受けて俳優を志すように👀
1966年にビートルズのマネージャーが製作した舞台で、ナレーターとギターと歌を担当したのが初舞台🌟
閉演後にはジョン・レノンとリンゴ・スターに音楽の道を進むように勧められたこともあるんだとか❣️
1967年〜ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで活躍し、1970年代からTVにも出演、そして1972年『爆走!』で映画デビュー🌟
そしてなんとそこから10年間出演作がなかったのですが、次に出演した『ガンジー』(1982)でアカデミー主演男優賞を受賞しました🏆
その後『バグジー』(1991)『セクシー・ビースト』(2000)『砂と霧の家』(2003)で3回アカデミー賞の候補になっている名優です🥰
そのほかの出演作は『シンドラーのリスト』『スウィーニー・トッド』『A.I.』『オリバー・ツイスト』『シャッターアイランド』『シャン・チー/テン・リングスの伝説』など。


*ソルト医師:マイケル・ケイン

『バットマン:ビギンズ』でみりぺでぃあ記載済。
相変わらずそこにいるだけで紳士感漂う…あんな牢屋に入ってても品が滲み出るって、なかなか稀有な俳優さんだよなぁ✨


*ミッキー・フィン:デヴィッド・シューリス

『太陽と月に背いて』でみりぺでぃあ記載済。
この人がこういう粗暴な役やるの初めて観た👀
どちらかというと精神的に弱い役のイメージがあったから新鮮でした✨
みりお

みりお