このレビューはネタバレを含みます
各事件を淡々と写し出される映像を見る内、その場所に自分がいる感覚に陥らせる非常に独特な作風です。
フレデリックワイズマンの「4ない主義」と言われる
○テロップなし
○ナレーションなし
○音楽なし
○インタビューなし
そのままに近い現場の臨場感から、現場目線でそれぞれの視点で映画を感じる事が出来、これがドキュメンタリーの原点なのではないかと考えさせられます。
さて、法と秩序。
1969年の作品ですが現場で起こる事故や事件が、現在でも起こり続けているのが何とも…
黒人の取り締まりに対してえげつない姿勢など、アメリカの恥部を見たような気持ちになりました。(´Д`;)
法と秩序
誰の為の法か、誰の為の秩序か
その言葉の裏に見える、様々な問題
考えさせられますね。