ながたにえん

黄金のアデーレ 名画の帰還のながたにえんのレビュー・感想・評価

4.2
人と絵画の辿る数奇な運命。

屈辱や憎しみ、生きるための選択とはいえいつまでも癒えない後悔の念。美しい思い出とともに甦る苦い記憶の断片を繋ぎ合わせて展開するストーリーに、溢れる涙が止まらないっ

アデーレの存在感がすごすぎて、実際に見てみたい願望がむくむくと湧いてきた。実話とされているけれど、その後正当に返還され、常設展示されているのだろうか?と(国を信じきれなくなっている)絵画の行方が心配。