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真夜中のゆりかごのLEONkeiのレビュー・感想・評価

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)
1.5
生後まもない赤ちゃんは朝昼晩と関係なしに約2時間ごとに泣き出し、親は数ヶ月間2時間以上の睡眠もまともにとれない…これはほんの1つで赤ちゃんを育てるには肉体的にも精神的にも大変なこと。

映画の舞台は福祉国家の北欧デンマークも出産に関する費用は無料らしいが、どこの国だろうが育てる側のココロのサポートが重要なのでしょう。

刑事の旦那とその妻…単なる赤ん坊と夫婦の関係を描く人間ドラマと思っていたら、ある出来事によってサスペンス調にストーリーは進み、旦那のあり得ない行動に安易で幼稚なバカらしさを感じた。

ただ全ての行動は愛する赤ん坊の為だと考えるならば、この主人公は行き過ぎだが完全に否定することはできない。

可哀想な人たちばかりが登場する中で、相棒のシモンがやる気を出してくれて救われた。
そして最後はこれまでのストーリーとは相反して、少し胸がホッコリする…(u_u)
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