トランスマスター

グレートウォールのトランスマスターのレビュー・感想・評価

グレートウォール(2016年製作の映画)
3.0
西洋から火薬を求めて中国に来た元傭兵が、万里の長城で捕らわれの身となりながらも饕餮という伝説のクリーチャーとの戦いに巻き込まれるお話です。

◆良い点/注目ポイント
・主演がマット・デイモン、軍師がアンディ・ラウという豪華なキャスト
・なんでも取り入れアレンジするお国柄が垣間見えます。ヒロインのコスチュームや戦闘シーンは『進撃の巨人』の立体機動装置やKoe○社の無双系のゲームのようです。
・火薬の保有がいかに世界を変えたのか、非常にわかりやすく描かれています。
・青い鎧のヴァルキリー軍団は目の保養です。

◆改善点
・敵の饕餮(とうてつ)の字幕スーパーが漢字なので読めません。中国神話の怪物らしいのですが、当時のモンゴルの騎馬民族を表現していると思われます。
・ストーリーが単純すぎて物足りないです。

◆総括
・この作品を一言で表現すると中華版『Game of thrones』です。ホワイトウォーカーが饕餮に変わっただけです。