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ワンダーウーマンのtamagoのレビュー・感想・評価

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)
4.0
子供の時にテレビのワンダーウーマンにときめいた記憶があるけど、DCEU関係は初鑑賞。これは、痛快作でした!

設定に『ブラックパンサー』と似たところがあるけど、今作の原作は1941年からで、『ブラック...』の1966年よりも遥か昔で、オリジナリティという点では今作に軍配が上がりますね。
俗世間から切り離された女性(女神?)だけの楽園から突然第二次世界大戦中のロンドンに行くことになったダイアナが人間界で浮きまくりなシチュエーションは、ほんわかしてて楽しめました。
そこから、ミッション遂行のために仲間を集める過程が丁寧に描かれていて、冒頭のアマゾンでの女性たちの連帯と後半のダイアナを中心としたむさ苦しい男たちとの信頼関係が築かれていく様が、見事に共鳴していて、胸熱な展開でした。
争いを繰り返す愚かな人間たちの様子が今の状況と重なって、ちょっと胸が苦しくなりましたけど、クライマックスの展開は、人間も捨てたもんじゃないよと思わずにいられませんでした。
続編も楽しみ〜
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