ディズニーがもはやハッピーエンドに王子を必要としなくなった今、次に求められるのは、圧倒的に強く、男性だけでなく世界すら守る女性像。
その究極のヒロインは期待に違わぬ出来で、あっという間の141分…だったんだけど気になる点が２つ。
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まず、彼女が人を殺める行為についての葛藤がまるでない。少なくとも（建前上は）バットマンは不殺のヒーローだし、「バットマンvsスーパーマン」では民間の犠牲者が物語の発端だったはず。
未熟な彼女が味方からだけでなく、敵の命も含めてその重さを知るシーンがあるべき。
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そして、ラブシーンの是非。
監督も最後まで悩んだのではないかと推察。編集でカットしても差し支えない感じになっていたから。
でも個人的には絶対にいらなかったと思う。
あくまでも心の繋がりで2人の愛を表現するべきだった。
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とはいえ、360度どこから見ても美しさの権化であるガル・ガドットの躍動感を、IMAXの大スクリーンで見るだけで100点満点中200点。
最初の戦闘シーンではまさかの落涙。3Dメガネが邪魔だ。
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今度こそ本当の本当に、DCコミックスが反撃の狼煙を上げた。
ジャスティス・リーグやジョーカーのスピンオフなど、穏やかじゃない企画が目白押し。
ヒーローのインフレは、まだまだ続くのだ。
