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ある天文学者の恋文のcrnのレビュー・感想・評価

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)
4.0
相手が死してなお溢れるほどの愛情を受け取り、彼以外の人たちにも向き合いながら自分の人生を生き始める女性の物語。主人公と恋人が2人の関係性に浸っていく中でも、周りの人の視点が丁寧に描かれていたのが良かった。死、思い出、年の差、不倫、天文学、スタント、家族との確執、など色々な要素を詰め込んで、いわゆるミステリーからヒューマンドラマに移って綺麗に終わったという印象。

キュリレンコの不思議な魅力と、街や自然の美しさも、作品の雰囲気を支えていた。
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