ただのすず

先生と迷い猫のただのすずのレビュー・感想・評価

先生と迷い猫(2015年製作の映画)
2.8
どんな生き物もいつか死ぬんだよ。
大切な人がいなくなっても夜は朝になり昼になる、
喪失の孤独を茶化したり笑って誤魔化したりするのではなく、
ただ穏やかに寂しいままに美しい音楽とともに撮られていた、とても好き。
猫に本気で怒るイッセー尾形や遺影と回想にしか出てこないもたいまさこ、
他の役者陣もうまい、猫も伸びやか。