序盤、次々に切り替わる場面に辟易しますが、終盤からの畳み掛けに胸いっぱい。
もともとスカイウォーカー家の話である物語の裏に、もう一つの既に途絶えてしまった家族の話があったという物語の骨格だけで泣けますが、
スカイウォーカー家の父が守る設計図を、名もなきものたちが受け継ぎ、娘の手に渡るときに、その顔が映し出されるときに、物語で幾度となく繰り返される"未だ見ぬ希望"の顔が、つまり"覚醒"のラストシーンでのルークに直結するわけです。
本編次作への期待を盛り上げつつ、過去作が見直したくなるスピンオフとしては素晴らしい作品と思います。
単品としては、これくらいの点数で。