このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
前作『序』を観た上での鑑賞です。
テレビ・シリーズや旧劇場版は未見です。
良かったです。
特に3号機の暴走する展開が苦かったです。
一方、終盤は乗り切れませんでした。
①良かったところ
・冒頭から戦闘シーン
5号機のアクションから始まりました。
2号機の活躍もかっこ良かったです。
勢いのある始まり方でした。
・3人の共闘
シンジくん、綾波さん、アスカさんが協力して使徒を倒すシーンが良かったです。
熱い展開でした。
・穏やかな日々
葛城さん宅での生活や海洋生物の見学、食事会の準備が描かれていました。
微笑ましい分、「しんどい展開が待っているのかな……」と思いました。
複雑な気持ちになりました。
・アスカさん
とても良かったです。
序盤は暴力的なところが苦手でした。
ただ、話が進むに連れて、繊細な一面が描かれていきました。
あのパペットが印象的でした。
その分、3号機の件がつらかったです。
・3号機の暴走
苦しかったです。
丸くなったアスカさんを観て嫌な予感はしていましたが、これほどとは……
初号機との戦闘がグロテスクでした。
怪獣のように暴れる初号機にゾッとしました。
『今日の日はさようなら』が流れていましたが、全く中和されなかったです。
むしろ楽曲の穏やかな雰囲気が合わなすぎて、より怖かったです。
不気味でした。
②終盤の展開
・はじめに
好きなところがありつつ、乗りきれないところもありました。
分けて書いていきます。
・良かったところ
パイロットとしての決意を固めるシンジくんが良かったです。
また、綾波さんを救う場面では、シンジくんの強い気持ちが伝わってきました。
・気になったところ
『翼をください』が流れていました。
『今日の日はさようなら』の場面と似ていたので、くどく感じました。
また、赤木さんの説明が多くて、うるさかったです。
「サード・インパクトが始まる」ことさえ教えてもらえれば、個人的には十分でした。
・マリさんが2号機に乗る展開
気になりました。
マリさんの活躍は楽しいですが、「2号機はアスカさんの……」と思ってしまいました。
そもそも「警備はどうなっているの?」とモヤモヤしました。
③マリさん
エヴァンゲリオンでの戦闘を心から楽しんでいるようで、新鮮でした。
一方、他のパイロットたちに比べると、魅力を感じにくかったです。
苦悩するシンジくん、謎めいた綾波さん、強気に見えて繊細なアスカさん。
6号機の少年は登場時間がわずかですが、妖艶で存在感がありました。
この人たちが強烈すぎるので、マリさんが目立つのは難しいのかなと思いました。
④まとめ
楽しめました。
シンジくんが綾波さんを救ったので区切りがついた一方、つづきが気になる終わり方でした。
6号機の少年は何者なのでしょうか。
続編も気になります。
観て良かったです🙇