"わからないが。出ていく時の目を見たら。どうしても止められなかった。"
by ネイサンの先生 ハンフリーズ
"うちは、「お前は特別だ」って。「普通なんて退屈なだけ。」「変わり者でも、特別な才能がある。」才能がなければ？ただの変人だ。"
"でも楽しめない。数学だよ。バカみたいだろ。"
"何の意味がある。"
by ルーク
数学はお好きですかえ？？
もっちろん!!でぇっ嫌いでっス！！！！
そんな僕でも映画なら観れちゃう。
世界の観え方が違うネイサンが、観え方の方程式に葛藤し成長していく物語。
物語のテーマはずっしりと重たいんだけど、気持ちが暗くなるといよりは。ちょっと悲愴感が漂ってる人と、優しく一緒に頑張りたくなる作品。
多くの人が用いている方程式が、必ずしもあなたの僕の方程式ではないのよね。
それは当たり前の様で、普段の生活では気付き辛いことなのかもしれない。
それを、ネイサンと一緒になって感じることができるのです。
ネイサンの瞳を通した世界の表現や。ネイサンの表情。それらがとても繊細なのですよね。だから、自然とネイサンに感情移入していくんだろうなぁ。
感じ方や感情の表現が、ちょっと人とは違うかなぁと感じている人には刺さるのかもねん。物語だから綺麗にはまとめてくれてはるけど。要所&要所で、すんげぇ辛いんですの。
誰にも伝わらない、理解されない、理解することが出来ない、あなただけの方程式。だけど、人はなんらかの形で社会の方程式に適応させていくことを迫られちゃうんだもの。それって、めっちゃつろうござりませんかえ？
ママンからネイサン。ハンフリーズとママン。ネイサンと候補生のみんな。
誰かから誰かへの思いが。数字の様に、明確には伝わらないんだよね。
だから、人は一緒にお互いの方程式を解き合うんだよね。答え合わせをしあうことで、摩擦が生じて。繰り返すことにより、愛情という温もりに変わってくんでしょうね。
僕の方程式
あなたの優しさ×キラキラワールド+僕の笑顔×ぐちゃぐちゃな感情
それは愛ですか？
"その理由はね。ネイサン。あなたのことを、アイスより好きだから。"
by ネイサンママン
"答えを見つけようとした。公式も見つけたけど。理解できなかった。"
by ネイサン
Cast(役者·キャラ) 4.5
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 3
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 4.5
23-430
