個性的な３人の快楽殺人者=殺し屋、リョウ（久保田悠来）、シオリ（水崎綾女）、メグミ（小宮有紗）、殺しの依頼を最も安い値段で競り落とす逆オークションシステムなど、原作を引き継いだ部分は面白い。だが、オリジナル部分の、主人公キリ（釈由美子）とその妹分、類（文音）によるメインストーリーは暗いだけでつまらない。とくに何回もある回想シーンがつまらない（大事なことなので２回書きました）。
坂本浩一監督作品は、特撮ヒーロー作品、または一般人ならばすぐに忘れてしまうような低予算ヒロインアクション作品ばかりだが、女優たちの魅力を存分に引き出し、豪快なアクションを見せてくれる娯楽作が多い。
と高評価していたのに、本作はちょっと・・・・・。
まあいちおう釈由美子、水崎綾女、小宮有紗、文音ら４人の美女たちはカッコよく描けているし、アクションもそれなりに迫力あるので、好きな出演者が出ているとか、アクション映画ファンならば観てみるのもいいかも？（決してお薦めはしない）
