黄金の右、伏兵の左
ボクシングの世界王者ビリーホープは、打ち合いのファイトスタイルで、43-0という圧倒的なキャリアを築き上げる。
ボクシング以外では最愛の妻モーリーンと一人娘レイラしか持たず、防衛成功日の夜妻からはそのファイトスタイルをやめるよう指摘される。
まずジェイクギレンホールがかっこよすぎる。。
影を背負ったビリーの表現力がとてつもなくて、こういうプロボクサーがいたんだと言われても素直に信じてしまうレベル。
この作品の前のナイトクローラーから12kg増量して撮影に臨んだらしいけど、役作りのための体型変化もお見事。
サウスポーはボクシング映画とヒューマンドラマの混合で、自分的にはヒューマンドラマの面がかなり好きだった。
親子愛はそうだし、やっぱり演じる俳優が皆素晴らしい演技をしていて、キャラクター毎の人生がよく深掘りされていた。
ボクシング映画の面からは、ドン底人生からのサクセスストーリーが、ロッキー以来定番化されておりこの作品も例に漏れずといった感じで、ストーリーとしては何回も見たことあるなーっていうのが正直なところでした。
主題歌のエミネムは、わざわざ色が合わない映画に入れてしまったかなという印象。
後タイトルは分かるけど分からん！って感じでした。
