問題を抱えた天才シェフが挫折を味い、「三ツ星レストラン」を目指す人生再生物語。
黒澤明の「七人の侍」みたいなレストランを作りたいという主人公の言葉が伏線になり話が進むあたりが面白い。
まずは、優秀な腕を持った仲間を集めるところから始まり、
厨房はまるで、戦場化された軍隊並の激しいシーンは圧巻。
ブラッドリー・クーパー演じるシェフは黒澤明監督のように完璧主義者。
それでも、いろいろな苦境が彼を待ち構えています。
果たして「三ツ星レストラン」の称号を得ることが出来るのか?
シェフが最後に言った言葉が、素晴らしく印象的で、「七人の侍」を見ていると一層楽しめます。