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刑事コロンボ/殺人処方箋のnanaのレビュー・感想・評価

刑事コロンボ/殺人処方箋(1968年製作の映画)
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記念すべき第1作目。
今作の成功がきっかけで、あの名作シリーズが誕生しました。

ある程度シリーズを観てから振り返って観てみると、コロンボのキャラクターが若干異なっています。

「犯人はどちらを殺すのか」サスペンス、現場に致命的な忘れ物を…と思いきやのミスリード演出、殺したと思っていた人が…などなど、1話の中に見所が沢山あります。

改めて刑事コロンボについて考えると、あらかじめ犯人が分かっている形式のため躊躇なくゲストスターをキャスティングできること(配役でなんとなく犯人が分かってしまう、とかそういう事態が発生しない)、観客が犯人当てだけに集中するのではなく、動機や何が証拠になるのか、コロンボはどの時点で犯人を疑うのかなど、細かな部分まで観させることができるなどといった利点が多くあるように思えます。

今やっているBSの放送は、音も画質も綺麗でCMもないので、楽しんで毎週観ています。
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