※この映画にはヘテロセクシャルに適さないシーンがございます。濃厚なホモに慣れてからご覧ください。
地味にブルーノ・ガンツが登場しているブラックジョーク映画。露骨に笑えるシーンがあるわけではないのだがところどころクスッとする。
ファイティングなダディは模範的小市民なのだが、悪役の親玉もなんとなく憎めない小市民感がある。受け皿はそういう風に使うものじゃない。
最初は復讐アクション映画的に堅実なつくりなので、そちらに気をとられると笑いどころを逃してしまう。映画はまあまあ気楽に見ましょうやということなのだろう。
ネタにマジレスするとあれだけ取引先癇癪で虐殺したらすぐに足着くだろうに、そちらの犯罪劇の方が余程喜劇になる気がした。