Kaako

バリー・シール/アメリカをはめた男のKaakoのレビュー・感想・評価

3.4
CIAと麻薬王を手玉に取り、アメリカをはめたワル中のワルというから狡猾でスマートな男を想像していたら、まぁ軽い!軽い!

天才的なパイロットで度胸だけはあるけど、何にも考えずに上手い話に乗り、次第には深みにはまって抜けられなくなったようにしか見えない。
手玉に取ったというよりも、玉乗りしてオットットとなっている。
皆さんおっしゃるようにはめたというよりはめられた男という方が正しいように思う。

それでも隠し場所に困る程の大金を手にして、美人の妻と可愛い子供達にも恵まれて贅沢な暮らしが出来たのだから決して不運なわけではないですね〜


TWA、CIA.DEA.ATF.FBIと色々な機関が出てきて、更に色々な土地を行ったり来たりで頭がこんがらがってきて途中で何度か睡魔に襲われた。
それでも鏡もちにしたくなるようなトムさんの白くてまぁるいお尻はしっかり拝ませてもらいましたよ。(´⊙ω⊙`)

こんな破天荒な人生を送った男はそうそういないだろうけど、特にハラハラ、ドキドキするわけでも無くトムさんじゃなかったらつまらない作品になったかもしれない。
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