しゃおりん

ラ・ラ・ランドのしゃおりんのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
4.7
北海道旅行中に観に来た。笑
友達が観終わった後の感想が人それぞれ全然違うと思うって言ってて、彼女は観終わって心に大ダメージを負ったらしいので自分はどんな感想を抱くだろうとワクワクしながら観た。
結果、泣いた。3回ぐらいボロボロ泣いた。しかも感動の涙とかとかでは全然なくてすごく辛くて泣いた。
なんだろう、「夢を見ていた」のキャッチフレーズに全て収束していくような。夢を追う人の姿はすっごく素敵でデートの様子とかはとても楽しくてミュージカルの音楽もジャズの音楽もとても好きで興奮するんだけどやっぱり「夢を見ていた」。

何かとっても楽しい胸踊ることがあった後っていい気分で夢心地で余韻がとても気持ちいいと思うのだけれど、それがこの映画ではミュージカルになっていて、その後にはふとした瞬間に現実に立ち返るというか、興奮の後の静寂のような寂しい瞬間があった。その瞬間を体験するとほんのちょっと前の出来事が夢のように感じちゃったりするなって思って一人で寂しくなって泣いた。笑(その感覚は第一志望の企業の面接が上手くいって自分の中の将来のプランを立ててた時にお祈りメールを貰ってすごく悲しい気分になるのと似ている…)

ただ、泣きはしたものの最後にはこれで良かったんだ!という気分にはなった。違う未来もありえたかもしれないけれど、夢追い人の彼らは夢を叶えて、これで良かった!!!

サウンドトラックほしいよ〜