しゃおりん

LAMB/ラムのしゃおりんのネタバレレビュー・内容・結末

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

わかんない、わかんないよ、けど嫌いな雰囲気じゃないよ。
嫌な息遣い、陰鬱とした天気、会話のない家庭、怯える動物、本筋始まってないのに既にじわじわSAN値が削られる。
そこに悪魔?に孕まされたであろう羊から、後にアダと名付けられる半人半羊が誕生。不気味度半端じゃないのにだんだんアダが可愛く見えてくるのは、この作品にどうにか癒しを求めたい私の願望からなのか、夫婦と一緒に狂っていってしまったからなのか。
宗教的な意味が込められた映画らしく、観た後の後味はMother!に似てるかも。
主人公が何考えてるか汲み取れないんだよなぁ。
死んだ娘と同じ名前付けてまで物凄く大切にしてたのに何で最後諦めの面持ちなんだろう。自分が殺した羊がよぎって因果応報ってことで報いを受け入れたの?解説読まんとわからんなぁ。