実話の中から、現代の移民映画としてのスタンダードになる物語を作り上げてるのに驚かされます。
記憶を辿るために自然にGoogle earthを使ってくのはすごく現代的だし、水平移動する視点からの風景を挟み込んでくることでGoogle earthを経た現代人の思考を取り入れていて、全体的にスマートな印象を持ちました。
でも、あまりにもGoogleが多用されることや、最後に募金の呼びかけが出てくることから、ヤレヤレ資本主義っとか考えたりしてしまいましたが、資本主義の中から現実を変えていく表現としては意味がある事なんだろうなあ。
自分にはやり過ぎな感じがしてしまいました。
