当たり前の事が奇跡的に思えた一本。
当たり前に生まれて、当たり前に親が居て、
当たり前に家があり、学校に行けて、
当たり前に働いて、ご飯を食べて生きている。
当たり前の様にネットに繋がり、世界にコネクト出来る。
その当たり前が奇跡を起こす話しでもある。
そして私の知らない世界では、
その環境や親という存在が
当たり前でない事もある。
それは自分を確立するのにとても大事な存在で、
その事がリアルに分かる話しだった。
そして家族とは。
自分のベースでもあり、
決して遺伝的な繋がりだけではない、
絶対的な繋がり。
そこから紐解く、
本当の意味での自分探し。
とにかく主人公の目がとても
綺麗で、その純粋さが胸に突き刺さった。
一番はお母さんの気持ちを想うと
計り知れなくて、どうしようもない気持ちになる。
世界の酷さとかよりも、だからこそ、その裏にある世界のキラキラを観た気がする。
優しさに溢れた人たちも沢山いる。
心から、ほんまに良かったなぁ、て。
なんかちょっと探偵ナイトスクープにも依頼したくなる内容やったり、なかったり。
そんな軽いもんちゃうけど。