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たかが世界の終わりのcollinaのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
4.5
映像の美しさ、艶かしさに陶酔。

ドランの圧倒的な映像の美しさ。
そして、そこに映る、人間の醜さ、いや、それが本当の姿かもしれない。

巻き込まれてしまう、ドランに。顔の切り返し。音楽の選び方。

脚本も言葉の使い方を意図しているようでならない。

ドランの映像は観客を離さず、音楽は身を固まらせる。

そう、死を伝えに来たって、たかが世界の終わりなのだ。
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