トムトム

500ページの夢の束のトムトムのレビュー・感想・評価

500ページの夢の束(2017年製作の映画)
2.5
今作を観た感想を要約すると外の世界はトレッキー以外クソという事でしょうか。

初めてダコタ・ファニングを見た時は衝撃的でした。その愛らしさと泣かせにかかる演技は凄かったです。
そんな彼女も24歳!
少しふっくらとして正統派美人というよりは愛嬌のある感じです。
子役の時の愛らしさ含めてドリュー・バリモアを思い出します。

今作は自閉症の主人公がスタートレックの脚本コンテストに応募するために犬と一緒にロサンゼルスまで旅をするロードムービーです。

非常に好きなジャンルで好みの設定ですがイマイチ弾けきれず。
こういうジャンルの映画では旅先で個性的で愉快な面々が主人公を助けてくれるモノですが今作はそんな事はほぼ無く、とにかく酷い目に遭わされ続きます。

スタートレックの設定や自分の書いた脚本が旅の助けになったりするわけでもあまり無くかなり淡々とした印象があります。
ハリウッド映画で犬がただの足手まといで助けにならないのも珍しいですね。

ダコタ・ファニングは素晴らしく、これからも活躍しそうです。

邦題がかなり恥ずかしい感じでダメだと思います。500ページでもないですし。

脚本を受け取って貰えない時に「自分のことを知っているか?」と聞いて大量の脚本の中に自分の作品を混ぜてしまう展開は他の作品で同じ展開があったような気がしますが作品名が思い出せずモヤモヤしてしまい見終わった後もそれしか印象に残っていません。
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