吉田ジャスティスカツヲ

ヴァレリアン 千の惑星の救世主の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.2
永遠の厨二病患者であるリュックベッソン監督による…
【フィフスエレメント遊びの続きをお送りします🙇‍♀️】

景色、宇宙空間の彩り、衣装、ガジェットなどの圧倒的なヴィジュアルを褒めたい。
褒めたい。
褒めたいのに…ユルいアクションと、ちっともオモロないギャグ満載という…20年前からンッ何も成長してないあたりもご愛嬌‼︎

アロハ&チャラ男キャラのデインデハーンが往年のディカプリオに凄く似ていますのを楽しむのもまぁ良いでしょう。

いいえ、やっぱりベッソン。
【胸元が気になるカーラデルヴィーニュを観るための映画】であります。
彼女も近い将来ミラジョボビッチになっていく匂いがしました。
スーサイドスクワッドの仕事はさておき、今回は眼福。


多人種どころか他星人間が入り乱れる、今作の環境にウソは無し‼︎
と言いますのも皆さん、ときどきありませんか?こんなSF映画ではしばらく観ているうちに…
(´-`).。oO(二足歩行で、人の形で、全員が英語喋って、なんなら最後のほうは白人ばっかりになってここはやっぱりアメリカなんじゃないの?
…と思ったことありませんか?
【そんなことありませんでしたよ】
世界観が間抜けに見えたことは一瞬たりともありませんでした。

(良くも悪くも)お話がとてもわかりやすいので、目まぐるしく景色が変わっても置いてけぼりにはなりませんでしたよ。

バディムービーの程で打ち出してはいるものの、2人が共同作業しているのは冒頭の市場のシーンだけ。
どこかで愛情と言いますか、信頼の無さと言いますか…
相方を自分と同じ力だと認めていないふたり。
次回があるならばそこを強調しませんか?

素人が言うのも難ですが、この映画をもっと面白くするために…
あの監督?こういうのはどうですか?
【ヴァレリアンとローレリーヌの性格を逆に設定するの】
相方が大好きなヤ〇マン女子と、冷静に暴力を振るうツンデレ男子のSFストーリーは。