来夢

ヴァレリアン 千の惑星の救世主の来夢のレビュー・感想・評価

3.6
『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』
スター・ウォーズにも影響を与えたと言われるバンド・デシネ(フランスなどの漫画)を、リュック・ベッソンが映画化。デヴィッドボウイのspace oddityにのせて始まる冒頭シーンで、否が応でも期待が高まる。特別な映像の目新しさやストーリーの斬新さはないものの、安定した面白さはさすがリュック・ベッソン。もともと漫画っぽい軽さがあるリュック・ベッソンの作風にマッチしたのかな。ヒロインかわいいし、リアーナはじめ、脇役陣が豪華過ぎる。宇宙人たちも個性的で見ていて飽きない。まぁ10年20年語り続かれるほどの作品ではないだろうけれど、こういう分かり易くてシリアス過ぎない、子供の頃にワクワクしながら想像するようなSF感って最近減っている気もするから、たまに欲しくなるよね。普段暗いのばっかり観ている反動かもしれないけれどもね。
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