抹茶マラカス

サウルの息子の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

サウルの息子(2015年製作の映画)
3.8
とにかく凄まじい映画だった。
そもそも存在すら知らなかったゾンダーコマンドという彼らの生き様。
見えてるものを分かるようにするピンボケ手法もアウシュビッツの描写としては、体験型になってると思う。
ユダヤ人を部品として考えて処理しろ、というところと宗教観の違いを理解してもなお、彼の頑なさにはやや共感ができないがそれが彼なりの贖罪なのだろうか。