元XスポーツアスリートでFBI訓練生ユタくんが、同じようにXスポーツで犯罪を犯すボーディのチームに潜入する…という「X-ミッション」を観ました。以下ネタバレ！
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ひじょーーに残念な映画でしたね。一言でいうと、オリジナルの「ハートブルー」に不要な肉付けをして無駄にスケールアップした作品。まず、ユタのキャラクターが意味不明。親友を無謀なXスポーツで亡くしたことで、なぜFBIを志す？規律が欲しけりゃ、普通は軍隊じゃないかい？それに、犯人グループの動機も訳わからんの極み。何だよオザキ8って（笑）。結局エコテロリストなのかい？サーフィンだけで充分なのに、高所滑空やらスノボやらロッククライミングやら、無駄に凄い映像見せるけど、これがクライムストーリーに何ら寄与しないし、キャラクターの性格づけにも役立っていないという…。しかもさぁ、ラストの大波サーフィンだけモロCGバレバレじゃねーか？犯人逃して宙空に発砲というオリジナルオマージュはあったけど、シラケるだけだよね、こんなに改悪されちゃうと。
主演の二人も、確かにイケメンなんだろうけど、キアヌ&スウェイジの見せた「色気」が無いんだよね。みんな大好きレイ・ウィンストンも渋いけど、オリジナルのゲイリー・ビジーには負けています。デルロイ・リンドーはいい味出してましたけどね。
というわけで、厳しいかもだが、2016年のワースト候補とさせていただきます。信長より酷いわな（笑）
