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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬのimurimuriのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは死を受け入れる云々というより、現世離れ或いは脱人間の物語であるような気がした
忌避すべきは死ではなく退屈なんだという電波も受信した

楽しい地獄
退屈な天国
嬉しい失恋
こういったある種の自家撞着的な要素を積み重ねたような映画だった
目指されるのが蘇りではなく転生というところもポイント
ただ、そうであるからこそ、あの世とこの世の時間的隔たりのむごさが生々しく伝わってくる

トップをねらえ!や、新海誠のほしのこえを見たことのある人は否が応でもそういうところを連想してしまうと思う。

冒頭の修学旅行シーンやラストのキスシーン、あと神木くんや長瀬のキャラもとてもよかったが、何よりこの映画で一番よかったのは、森川葵の美しさだったと思う
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